「健康上、気になることはありますか」と聞くと、いろいろ身体の
不具合を訴えるので「それは老化現象ですね」というと「そんなこ
とはないでしょう、私はまだ70歳ですよ」と顔を強張らせて否定
します、これは医師で作家の久坂部洋氏が著書で実際患者とのやり
とりを書かれた内容である。
さらに高齢者医療の現場で接した人のなかで、うつにならずに暮ら
している人は決して前向きだったり積極的というわけでもない、衰
えや不具合があっても「年をとったらこんなもん」と現状を受け入
れる心の持ち主だという。
年をとったら身体が弱り目も耳も弱り、物忘れが激しくなったり動
きも鈍くなり、いろいろなところが駄目になる、自然な老化を認め
たほうが楽になるのかもしれない、だからありのままを受け入れ、
一方で最悪の事態を想定して心の準備を深めることが大切だた思っ
ている。